翌朝、そのことをmura住職に尋ねたくて、朝のお勤めに行く。座禅と読経が終わって、掃除を始める前におそるおそる尋ねると、「そんなもん、乾いてなくてもぜんぜん大丈夫」と言われ有頂天になる。ついでに、炭窯の補修や窯をふさぐ時に使う土は、yoromiのどこかに採取できるものがありますかと尋ねると、やはり、「そんなもん、炭窯の足元になんぼでもあるやろ」ほんとにそうなのかと思うが、再び有頂天に。余談だがmurata住職ってなんて気楽な人なんだろうと思う。
炭焼きは、20年で再生される雑木のあるところに窯を作り、土や泥を自動車で運んだり、遠くにある何かが不必要な仕事なんだなと、実感する。窯自体、粘土だもんな。昨夜、haginoさんにmii小学校の炭焼きでは、kenkouの森(多目的複合施設)近くの黄色い土に、亀裂防止のために砂をなんぼか混ぜたと聞いていたのだが。(haginoさんは建築家で、能登沖地震で壊れた土蔵の修理のためにNPO法人を立ち上げるなど、いわば土のプロでもある)
昼過ぎに、小学校に行って、炭窯のまわりを見ると、昨年、補修に使った泥があったので、それを使って、asami先生に言われたように、指で押し込みながら、不安な箇所に泥を塗っていく。トトロのような炭窯の胴体をなでるようで気持ちがいい。体育館では、子供たちの遊ぶ声と、きゅっという靴音。休憩時間終了のチャイムの音がなつかしい。統合問題で揺れるmii中学校の広大なグラウンドのmii小学校側の片隅に炭窯は、あり、小中一貫の超特殊な学校を連想する。
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泥あそびは楽しいぞ。 |
しつこいけれども、炭焼きのエコさかげんには驚く。千枚田にキャンドルともすよりも、炭焼きで薪を燃せよ。と調子こいて、思うのであった。
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