2013年4月26日

自意識に過剰などあるだろうか?

父の兄弟が金でもめているらしい。あの人格者ぞろいの兄弟がけんかをしている。美しい思い出が、また一つ消えた。悲しんでいるわけではない。いらぬものが消えたという喜びがないわけではないから。父は長男として明確に他の兄弟と区別して育てられたにもかかわらず、家そのものを守るという感覚が無い人で、(genさんは理科系の人なんだねえと言っていた)ほぼ、妻(私の母)の婿のような生活をしてきた。長男としての責務を果たさなかったから家が消えようとしているんだ。でもよく考えると私の今のやくざな暮しが可能なのも、父がそのように守るべき家など無いんだと言葉ではなく実践として教えてくれていたからなのだが。そうだよオヤジ、兄弟げんかなんだぞ。あなたは今、実践してきたことを言葉でもって姉や弟妹たちに投げかけてみるべきだ。おれたちは同じ父と母から生まれ、育てられてきたんだと。
 夜、wajimaの街を歩いていると、私の記憶どおりの街が、実は現実にはなかったことがわかる。それでも、やはり目の前にはいまだにwajimaの街並みがある。そして、三度、wajimaの街は無いことに行きつく。そして、四度、あらわれるのであった。

シンクロニシティか。別な伯父さんが定期健診でmii地区唯一の病院にminazukiのワカメを預けてくれたのを取りに行く。寡黙な元小学校校長で、海散歩を今でも黙々と続けているそうだ。minazukiは父の生まれ育ったところである。兄弟姉妹たちが生まれ育ったところである。

とれたて。

レシピも添えてくれた。小量でまずは試せと、簡潔に書かれてあります。(嬉)(涙)

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