2012年7月19日

前を走っている軽トラから菓子パンが差し出された。森下さんだった。

どこもかしこも、草ぼうぼうで、クサカリも各所でやられているのだが、すればするほど、草ぼうぼうが際立ってくる。アザミはまだ、咲いているが、ほとんどが、枯れてしまっている。しつこく、まだ、田んぼに水を入れ続けている。あと2,3日で、水を落とすというのに。10年ほど前には、いつもにこにこ話かけてくるおばあちゃんがマジな顔で「もう水はいらん」。5年ほど前には、yoromi銀座田の用水から水を上げようと近づいただけで、玄関を突然開けて、「また、水を入れるつもりかいね」と怒られた。夕方にタマワリすると、真昼どきにお日様から隠れていた古老たちが、畑などに出てこられます。田んぼに水を入れようとすると、みんなの神経がこちらに集中してくるような気になります。みんな、どこかに刻まれた田んぼ暦があるのだろう。でも、基本的には秋の収穫時のコンバインのために、早めに落水するようになっただけで、もしも手で稲刈りをするのならば、もう少し長く水を田んぼに入れていてもいいのではないだろうか。と思う。
 yoromiのコシヒカリはこのままの天候が続けば、8月初旬に穂が出はじめるのだが、穂の出る前後は稲が最も、水を欲しがる時期の一つに数えられているのだからもう少し水を入れていたいと思う。でも、コンバインが入れないと、困る。てなわけで、7月下旬に水を落とすのだ。
木っ端の輪切り。チェーンソーの刃さえ切れれば、一冬ぶんは超ラクなんだが。

貯金のようで、通帳を眺めるように眺める。

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