2012年6月13日

タマワリ。(2)

 午前中より神社前田をコロガシはじめる。道路側の一部にクログアイが多かったのですが、半分手前ぐらいまで行くと、ほぼ無くなり、またコナギ等の雑草も目立たなかったので、そこで、切り上げました。あとは、ばばなき田んぼ2の半分をコロガシました。後の田んぼはこのまま様子見といたしました。用水量、十分にて、天候も温かで、あとは梅雨が適当な時期に適当な量だけ降りさえすれば、オーケーです。などと調子いいことを考えています。
sobakiri jinと二人して、タマワリしていて、午後からは燻炭にて、籾殻を燻しはじめる予定だったのですが、昼飯後にsobakiri jinがレギュラーコーヒーをいれるグッズを持ってきていて、雑談にも話がはずみ、玄米が切れたこともあり、燻炭の火入れはやめて、籾摺りだけをやりました。なんやかんやで、明日秩父に戻るgenさんとの雑談にもあいなり、なんだか、のんびりとしたafternoonでした。
jusaiは19時よりPTAの緊急会合があり、市内にある三つの中学校の統合問題の話のために若干緊張していました。これは、独断的な教育委員会、というよりは教育長の手法自体に大きな問題を感じていたからです。ええかっこしいのwajima市民的な思考法なのか、経費節減のための統合ではなく、少人数のクラスしか編成できない学校の弊害を問題としています。大きな学校の方が、切磋琢磨されて、テストの点数もとい、学力が上昇し、自律的な大人になれるのだそうです。理念を言うのならば、もっと精密に言ってほしい。いや、もともと教育者であったのならば、もっときれいごと、壮大なことを言ってほしい。どうせ、こんな会合など、株式会社のしゃんしゃん総会じゃないけど、なんの議論もなしに決められた結論が導く陳腐なストーリーの仲間に入らんといかんのだろうなあと思いながら会場に入りました。んでも言いたいことは言っておかんとなあというか、なんかひとつ言っとかなならんなあと思って、聞きました。「統合はもう決まっているんですか」と。もともと、この会自体がPTAの懇談の場に過ぎませんから言いやすかったのですが。(もっとデカい場だったら、レジュメを投げ捨てて、泣いて帰るぐらいしかできないのですが。)
ところが、予想外の発言というのさらなる、予想外の発言を呼ぶのだなあと思いました。統合に関わる小中学校の関係者のみなさんも、それぞれ自分の思いというのがあって、それを話される。なぜだか、心地よい雑談の場(と言ったら失礼ですが)となりました。個人的には大反対だと言明するjusaiのような者もおれば、ワタシは基本的には賛成なんですけど、為政者側の手法が稚拙すぎるという方もおられ、高揚してしまって、「とにもかくにも、ビジョンが全くなく、又新校舎の用地やスクールバスなどの計画等も出ていない状態では、雑談しかできない」と言ってしまいました。どうも自分の中でストーリーが始まってしまうと、それを止める者がいないjusai自身なのでした。
なんのことはない、誰に命令されたわけでもないのに、陳腐なストーリーを描き続けているのはワタシ自身なのだった。なによりも、そこに子供がいない。
「そんなにあわてて、いっしょにならんでもいいがいね。たのむわいね」と言いたいjusaiです。へなまな能登半島にはそうしたあいまいな表現がよく似合うなあと強く思ったのでした。又、特定の結論を見出さないこうした、雑談は、確かに話が進みませんが、なんかエエなあと思ったのでした。しかし、どうにも、PTAという組織や教育委員会という組織がどういった組織なのかを考えるのにいっぱいいっぱいで、(要するに、自分の陳腐なストーリーをもっとよくしようとばかり考えている)肝心の子供たちのことを考える余裕がないのでありました。唯一ウチの娘が何年生の時に新しい学校に移るのかなと紙に年表を書いて数えるときだけ、子供のことを考えているのでありました。

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