ネムさん。 |
いつの間にか、ヒッピー(この呼称はワケのワカラナイ若者たちをマスコミが流行語の範疇に彼らを押し込めて安心しようとして名づけたらしい。ワケのワカラナイ渦中の彼らは人に説明する場合自分たちのことをフリーク(カタワ者)と呼んだらしい)の話になり、その世界では高名な人の話にもなり、世界的な詩人ナナオサカキが能登半島の不思議な古さを尋ねようと役場に電話をしようとしたネムさんに、「そっとしておこう」と言ったという。密やかな楽しみ。でもあるし、言葉にすることによって、微妙に意味名指されたものから遠ざかってしまうような気もするし。私の能登などと思ってしまうと、いきなり能登半島そのものがイメージの中に閉じ込められてしまう感じ。そっとしておけなくて、つい浦島太郎のように気がつけば、老人になって、かつての名指し、意味したかった頃の私がもう二度と戻っては来ない感じ。どんなに繊細に扱ってもダメなんだ。
それでも私が名指し、意味したいのは、自分が立っているこの土地(ほうら、すでにズレている)場所、足の裏を支えるこのここ。疲れた身体が少し癒されました。ネムさんというのは、そのような力を持っている人なんだな。
yoromiT商店裏1
用水路にフタをするように置いてあった材木に刈草がつまって、用水をせき止めて田んぼの中に勝手に水が入ってしまうために、水の出し入れを全くコントロールできなかったのが、材木が燃やされてなくなり、コントロールが可能になった田んぼ。でもコンクリートのユウジコウの下から水が入ってしまうのでした。原因不明なり。
souruと新さんが入っている田んぼはyoromiT商店裏2 |
yoromiT商店裏2
yoromiT商店裏3
アゼが高く、固く、モグラの穴が皆無の田んぼ。持ち主のT家のご先祖さまが勤勉かつ篤農家だったのか。
水を深く田んぼにはるほどに元気なコナギ。もう発芽しています。葉っぱはハート型。 |
移動するjusai 。 新さん撮影。 |
ばばなき田んぼ2
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