2012年5月21日

シロカキ。(1)

シロカキというのは、荒起こし状態の田んぼの土面を、さらに細かく耕うんして、土をとろとろの状態にして、水漏れしにくくする作業です。以前はシロカキも荒起こし同様に、いっきに全部の田んぼを仕上げてから田植えをするというプロセスだったのですが、米ぬかを散布して、その効能で手取り除草を激減させるというやり方に変わってからは、ほぼその目的を果たしつつあるのですが、ただ一つ、コナギという雑草だけは、目的が果たせるような状態の田んぼの方が、かえって発芽率が高くなるという性質ゆえにクログアイと並んで我らが憎き強敵となっているのです。そこで、一旦荒起こしをして少し発芽し始める頃を見図らって、シロカキにてそれらを土中にすきこみ、翌日すぐに田植えをして直後に米ぬか散布をするということにしました。シロカキと田植えを1セットにして、それを繰り返すのです。これが今のところ最善だと思っています。
今日は、

sakata4枚田

水位の調節が大切。

土が見えている。

トラクターの入れない深いところはjusaiが手押し耕うん。
genさん。

明日へ準備万端?




yoromiばばなき田んぼ

souru。一人ぼっち。

左 genさん。  右 souru。


金環日食でした。太陽ってほんとにあるんだと実感させられました。太陽系ということは知ってはいたのですが、まざまざと見せてくれました。大きなことを知ってはいるのに、明日の天気を予想することもかなわない。雲の状態や体感温度や湿度などの実感にて、ほんの数時間後の気候がわからない。地球の裏側の国の財政状態はつぶさにわかるのに、これだけの水をいれておけば、何センチの水がたまっているかもわからない田んぼがあったりする。あたふたと田んぼのまわりをウロウロしていたりする。頭ばっかり使っているようでいて、身体の感覚にはすこぶる鈍感な気がする。田んぼの歴史や美に対してはものすごい積極的なくせに、稲をまったく見ていなかったりする。ふつうに田んぼ仕事ができればと願う。
 田植え花(谷ウツギ)開花を確認しました。見事に田植え時期を的中させた。尚且つ、そうした俗称を名づけた先人に合掌であります。


追記。

PTA会長として、防犯協会から団体表彰を受けに警察署に行ってまいりました。なにか悪いことをおれはしていないかと、そればかり考えていました。(というのは嘘です)警察署の駐車場は満車状態にて、同じく防犯で表彰された方の運転する自動車に引かれそうになった時、死ぬほど笑ってしまいました。





















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