2012年1月27日

残念。

   雪の下に隠れてしまった冬野菜の白菜、チンゲン菜、カブ、タマネギであるが、ちゃんと目印の棒を立てといたのでそこを掘れば、出てくる。モミガラを被せて土に埋めた大根にも目印を立ててあるので場所がわかる。昔のお百姓さんは目印をつけるのがすごくうまかったのではないかな。新しくやることになった田んぼの暗渠排水(目に見えない排水ルート)の出口の上にさりげなく棒がさしてあったりして、それがまた、ちゃんと目に付くようになっていて、なおかつ歩行の邪魔をしない。そうした印は必ずといっていいほどにさりげなく目立たない、にもかかわらず視野に入るようになっている。へたくそな人もいただろうが、もはやその人のつけた目印は後世の人には気づかれていない!からその人の伝えたかった情報は無いのに等しい。
 自分のことばっかりの現代人、特にこの俺様は自分が生きている間のことだけで精一杯で、自分が目印をつけたこと自体を、印としてつけた棒よりも大切にしている。印のつけ方の優劣がとことん問題なのであって、どこかにデッカイ印が残されているのにも関わらず全くその印に気づかないのではないかな。と日ごろ思っているのだが、すぐに忘れてしまう。ほんとにすぐに忘れてしまう。

ハクサイ(あっちがわ)

タマネギ

ハクサイ(こっちがわ)

無花果!

枯れた花も葉も落ちない

アルプス乙女(りんご)

人工雪山。

0 件のコメント:

コメントを投稿