2012年1月25日

街も雪景色。

 ひさしぶりに輪島市外に行く。両親不在にてじじば元気で留守がいいと思うも、父82歳、母75歳なれば、そんなことを言っておれない。のだが、古き昔の日本の翁はそうそう見つかるものではなし。衣食住豊かにて医療等充実の現代ならばこそ、わがこころのじじばばのイメージとはかなりかけ離れてしまうのはあたりまえのことなり。
父母はおらずも定時制に通う娘と全豪オープンを見る。錦織はにしきおりと言うのがめんどくさくてついににしこりに短縮されちゃったんだねえ。と意見一致。彼女今春より大阪のど真ん中に行く。大阪方言はこういうコンビニエンスな言語屈折にあふれている日本語をしゃべる日本人にとっての実験場だねと言う。娘ほぼ納得か?
さて錦織圭を英語表示するとほぼおまえとおんなじやねと言うと、それはうーん。もういっそのことにしこりじゃなくてにっこりでいいやんかと提案するが、場末の輪島で決定してもしょうがないか。Kei Nishikoriはもうアメリカ人なんじゃないか。自分がプレーする場所が世界的だとは思っていないのだろう。普段がすでにいつでも世界なのであろう。実力は対戦相手より劣っていたが、同じ土俵であることに会場も含めて全く意義はないであろうと思われる。
さても父母を待ちきれずに買い物をして帰ろうと思い、チラシを見ると近所のホームセンターで在庫処分をやっていたので、娘を定時制に送るまでの時間を利用してかの地まで歩いていく。家から1,2分なり。短い距離なれども歩いて目的地に行くことほぼ高校生以来。自分のふるさとを歩く不思議。50を越えてながめる街は家屋が新しくなっている以外はほとんど変わらず、プラモデルを買いにいく小学生になり、部活動にて遅くなった通学路を歩く中学生になったりしながら歩く。自分の内面が固定されていたかのように全く往時と変わっていない。まったく
ホームセンターの店長なのかな。彼氏は中高生のころ、よく見ていた彼氏なのだが、その背中はもはや初老!自分は彼よりも年上なれば、自らの姿は押して知るべし。しつこいけれど、ふるさとの道なのでした。時間など全く存在していないのでした。
にしても、自動車を使わずに買い物ができるスモールでコンパクトな街だなあと思いました。

雪!

雪!

雪!!

よろみ田んぼ街道。

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