2011年6月11日

原発を拒み続ける小さな島

 現実ってあんまり大きすぎて目に見えない たいへんなことが起こっていなくても やっぱり大きいのだろう あんまり大変すぎると ニュースにもならないし 正確に起きていることを説明すると 結末のないというよりは結末しかない 物語のようにしか聞き取れない 読めない物語のようだ 国際的に信頼されている機関の説明が まるで出来すぎたシナリオになってしまうのは恐ろしい 
相変わらず責任者の顔が目に見えないのと 放射線が見えないのとぐちゃぐちゃになってしまい 最終的には各人がどう読み取るかしか手がないではないか 世界は 日本は もはや全体がパニックなのではないか もともと明日は希望とともに成立するのならば もしも明日がまだ人間のもとにあるのだとして 昨日のような顔をした今日がまだかろうじてあるのならば どれほど悲惨な物語が今進行しているのだろうか
こどもたちはみんなちゃんと大人になれるのだとして 未来の大人は今日の大人をどのようによんでいるのだろうか かっこいい大人たち
をみつけることができるのだろうか

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