2013年11月20日

他人事のように語っております。

  特定秘密保護法案が今週中に衆議院で可決されることが避けられたらしい。遅すぎるマスコミ関係者が一斉に文句を言い始めたことが大きかったのだろうか。平成のはじめ、いわゆる市民団体の事務局長として実務をしていた頃があった。(文字にするとなんかかっこいい)いやいやさせられた事ゆえ、それほどの被害性を感じていなかったゴルフ場建設に反対するというスタンスなれば、さらに当時の輪島市議会議員であったS議員(共産党)の実務能力に頼り切ったということもあって、わたしには全体がなんのこっちゃわからなかった。基本的に実働しているのは共産党のかたがたと、よろみ村の住人、及び(わたしのような)よろみ村シンパシーや止むに止まれず滞在していた方などであるのは明らかであったのですが、役所と議会の様子、建設主体(ゼネコンなど)の相関関係が全く見えず、(S市議の再三にわたるレクチュアが理解できなかった)。
 議会に提出した請願書が否決されたのだったか、継続審議になったのだったかは忘れたのだが、何か動きがあった日、朝日新聞の記者から電話があった。「まずい…」とにかくわたしがウーmmとかすんmmとか発していたら、向こうが「今はこれこれこういう状況ですよね」。と見事に反対運動の顛末を鳥瞰したのに感心しながらそうですと言っただけだったのでした。電話を置いてから落ち着いて考えてみると誘導尋問のような。でも国会議員や、専門家と言われる人たちもおんなじなんじゃねえか。物語を構成する力の比べ合いだな。

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