2013年1月20日

Mさんはosakaの人だった!

From Evernote:

Clipped from: http://www.facebook.com/toshiya.nishikawa.73

  1. PTA行事にて、市街地に行く。台北市出身で輪島市に嫁いできたキャリアの女性の講演に続いて、5人編成の小ユニット7個によるフリートークがありました。普通は前もってシナリオを作り、テーマも限定して行われるのが、こうした堅苦しい場での習慣でしたが、リーダーの「何も決めずに、ディスカッションの最中の気付きを大切にしたい」との方針で実施されました。
     何も決めずにということを決めているともいえるが、そんなことを言ったら「それをいっちゃおしまいよ」だと、思う。ひきこもり系には、意識のリハビリ、自分のこだわりを明らかにするなど、非常に効果的なセッションとなりました。自分では、やはり自分の否を肯定できないのだなあと。自分が無意識で肯定している自分の宝はひどく醜く妖しい光を放っているなあと。性格わるいなあと。
     PTAの連合会だから、市内全域の小中学校のPTA役員が結集していて、かなり広域の集合体が輪島市なのだなあと、実感しました。催しの場所が、公的行事の聖地たる文化会館で、図書館もあり、ちょっと寄りました。地域の歴史、奥能登の歴史をしるうえで面白そうな本は、ほとんどありませんでした。古いものとみんなが思っているものは、ほんとうは古くはないのです。せいぜい江戸以後の中央とのバランスを保つための文物を集めたにすぎない本が多い。
     当時のなまなましい人々の暮らしを書き記した文章はないかと探すが、よく考えてみれば、探している自分の鼻息がもっともなまなましいではないかと思う。そうか、自分は歴史的存在として今こうして歩いている。という気付きがうれしかったです。文化会館を出ると夕方、冬にしてはめずらしく、トワイライトな感じでよろしい。自分の目線がパノラマモードだ。と思ったのでした。自分自身がもっとも古いものと直接つながっているのでした。しかもそれは、一瞬でもとぎれたことがないのが驚きです。
     日本においてであろうが、外国においてであろうが、都市であろうが、村であろうがです。



    .
    .

0 件のコメント:

コメントを投稿