2012年10月11日

稲刈り5日目。

稲の回廊。

先へ。
田植え後から早苗が根付くまでの間のほんのわずかな時間でその稲の一生が決まるような気がする。最初が順調だと、あとは稲みずからの力で田んぼとの関係を築いていく。田んぼを見る人は長く続いてきたふつうのことをふつうにやればよい。おれの気持ちなんぞ、入り込む余地はなし。自分がへたくそだと感じれば感じるほど、田んぼが好きになっていく。稲の一生が好きになっていく。
 真昼に先行して一人、kobayashi ばあちゃん田んぼの手刈りをしていたらkobayashiRさん、いつのまにか近くにやってきて、田んぼやわらかいか、そこらへんは手刈り刈りやな、あと2日ほどでおわりやな、はやいな。と話しかけてこられます。会話の間にちょこんとお願いされました。あんたら、来年、うちの田んぼやってくれんかと。「もう田んぼ全部やめちゃうんですか」「田んぼにはもうぜんぜん来なくなるんですか」と尋ねると少し返事があいまいだ。まだやめきれないんだな。「まだまだやれますよ」とは言えず、「まだ大丈夫です」と言うも「足がもう上がらんでな」とちょっと足を引きずるように行かれました。yoromi田んぼ街道から上手が一人消えてしまうのです。
murata住職などは、kobayashiRさんが辞めたらだめやと言う。genさんは「田んぼで死んだ人いる?」「田植えしながらとか」と言う。
 さて今夜もPTAと会う。炭焼きをmii小学校はやっていて、その打ち合わせを。やはりここでも炭焼きの上手はほとんどいなくなっているのであった。
 

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