追われている身ゆえに写真小さめにいたしました。 |
さて今日も、昨日と同じくりかえしです。いつも同じことをずうっと続けているような錯覚に囚われます。田んぼに入りさえすれば、あとは心地よき、自動反復であります。ついこの前まで人に教えを請うていた身が、新さんやsouruくんに畦塗りや除草を教えていたりしているのを自意識いたしますと、ちょっと笑ってしまうのですが、それでも長いこと田んぼを続けてきたのだなあと小さな感慨に浸ったりしておりました。kobayashiRさんの作業小屋の隣にある田んぼ(ピアノ田向い)にて、まわりよりくぼんだところに立っていましたら、ちょうどkobayashiRさんが帰り支度をしながら、なにげに、こちらを見て、笑いながら「その凸のところの泥を凹のところに持ってくるこっちゃい」となにげに、あまりにも適切簡潔な指図をしてくれました。半分冗談で言われたのですが、そのとおりだなと思い、即座に実行いたしました。普段、広い田んぼにてここはこれこれと細かい指図をしてくれる人などおりませんから、自分が正しいと思ってやっていても、半信半疑の場合が多いのですが、kobayashiRさんのような手練http://jusai123.blogspot.jp/2011/05/blog-post_18.htmlに言われると自分の身体の方がまっさきに反応して動いているみたいです。先生すなわち先に生まれた人の言うことは素直にハイなのであります。ちょうど、最近与呂見地区にて田んぼなどをされはじめた方が通りかかり、仕事おさめのなにげな会話になりました。「yoromiっちゅうところはほんとに田んぼが深いところ多いなあ、ほんとにやになるわ。どんだけ排水してもぜんぜん浅ならんがいね」kobayashiRさんは答えます。「あんたコメを作りに来とるんか、田んぼを作りに来とるんか」嬉しそうでした。勝手にかたわらにて、深読みしている私がおりました。
田んぼが耕作されなくなるのが、どこかであたりまえと思いながらも、誰かが新しく田んぼをしはじめるとほんとうに嬉しいのだと思います。地区の人みんなの共通した思いなのではないでしょうか。
nishitani田(大)
お米の出来よしながら、道路側の部分がかなり深く、トラクターが入れないところが多し。しかも常に冷たい水が地の底から湧いてきております。
ピアノ田
ピアノの形だったのが、一部不出来かつ草多しにて温水プールにしたため、厳密にはもうピアノの 形はしておりません。
ピアノ田向い
こっちの方がピアノに見えなくもない。ような気が。
ピアノ田上
追記
1コオイムシ(♂が卵を背負う)いました。→http://mushinavi.com/navi-insect/data-kooimushi.htm
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