2012年4月8日

人手。

朝一番にPTA活動にて、しいたけの植菌をしてきました。70才を越えたおじいちゃんが孫のために来ておられましたが、その方自身が小学校時代にもやられていたとのこと。学校正門近くの道沿いにしいたけの植菌された原木が並んでいます。実際に参加してはじめてわかるスポットってあるものですね。子供たちの存在そのものがおじさんに元気をくれました。
すぐに帰ってきて今度は昨日できなかった苗箱の掃除をやりました。わじゅさん、げんさん、さとうさんがすでに始めていました。午後4時ぐらいに無事おわり、いよいよモミガラに火をいれました。例年の3分の1の大きさの超簡易型炭窯ができました。産業廃棄物をはるかに越えたトタン板が窯の容器です。薪はご近所の版画家のみつるさんが焼き物用に準備していたものを使いました。誰が見ても放置されたゴミのようなもの、すぐそばにあるそれらを集めてできるこのモミガラの山から出る煙は確かに原始的ですが、人という存在そのもののルーツを暗示するようで、大好きで気持ちのよい風景です。
まてんろう。

摩天楼。

背中 佐藤さん。

夕方、苗床となる田んぼを見に行きました。よろみ村を降りて隣村との境界付近を折れて入る農道の行き止まりのようなところにあります。まだ、雪景色ですが流れ込んだ用水によって、徐々に地面をのぞかせ始めていました。流れ込む水の量を全開にして田んぼの排水口をふさぎ、どんどん雪が溶けるようにしました。六時の防災放送が聞こえてきました。ずいぶん日が長くなったなあと思いました。朝から大忙しですが、実際にしいたけやお米になるのは彼ら自身であって、ものを作っているのでも、育てているわけでもないのだなあと思いました。同時に彼ら作物は人の手がないと完結しないのだ。
大勢の人間が、かりにいやいやの義務でやっているのだとしても、人力というのは気持ちのいい仕事の風景をつくってくれる。
左 村田和樹さん 右 福田元活さん。

ミニすなわちエコ。

パートが休みの絵里子さんが夏野菜の種をトロ箱(魚を入れる発泡スチロールの箱)にホームセンターから買ってきた用土を使い、居間で種蒔きしました。しばらくはビニールハウスではなく自宅で発芽までみようと思います。
左上 ナス類 左下 トマト ピーマン キュウリ 右上 トウモロコシ 右下 カボチャ 丸い鉢 オクラ

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