2012年2月14日

PTA会長になってしまった。

末娘の通う小学校のPTA会長になってしまった。全体で60人前後の学校である。末娘の学年も10人しかおらず、選抜対象者6人が集まって合議したのだった。(会長は原則として五年生の保護者から選ばれる)
やりたい人はおらず、合議の場をしきる者も不在で、雑談がポツポツとあるばかりの中。自分が最年長で、自営業でもあるし、などと考えていると「自分がやるしかないのではないか」と思う。四人の子供の最後の奉仕というような考えでもある。
思えば、人見知りが強く、大勢の人が苦手であるのにもかかわらず、なぜかそうしたポジションにあることが度々あった。思い返すと、中学生のころの野球部のキャプテンに始まって、ゴルフ場反対運動の事務局長、銭湯をやっていたころの組合長と環境衛生同業組合の理事、勝手に思っているのだが、よろみ村の常住(会計係)もこうした次元で考えている。
好きなのだろうか、無意識のうちにこうしたポジションへのあこがれがあるのだろうか。政治がすきなのだろうか。ほんとうにイヤなのに、自分の弱さやずるさがあからさまになってしまうのに、どうしてこうなってしまうのだろうか。
いつもこうしたイヤさとつりあっているのは、もしもこうしたイヤさがなかったとしたらどんなにか人生はつまらないものだろうかという思いでもある。宿敵たる自分の弱さに語りかける。オマエがいなかったらここまで来なかっただろうと。そしていつでもわからないのはそこで言うところのこことはいったいどんなところなのだということである。

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