2011年5月14日

田んぼの用水


与呂見地区は昔から田んぼの水に困らない地域のようで、むしろ洪水の方が心配であったのだそうです。各田んぼの周りには必ず用水路があり水が常に流れています。私は水の音が大好きで、言いようのない感覚に出会います。水の音にも大小や質の違いがあり、無軌道な水量とならないようにそれぞれの田んぼに必要にして十分な水量が確保されるように流したいと思うのですが、大は小をかねるかのようにあればいいんだろうみたいに流すことも多々あり与呂見地区の古老たちをやきもきさせています。複数の水系によろみ村の田んぼがありますが、中にはわれわれのしている田んぼだけという水系も誕生しました。我田引水をしても誰も文句を言わないと安心するのですが、今後は水源から水系の末端に至るまでわれわれ自身が責任を持たなければならないということにやっと気づいている今日この頃です。こうして水の音を聞いているとわれわれがたまたま2011年の田んぼを担当しているのであり、過去にはおそらく何百人の同人がいたのだなあと感慨を深くします。
今年からやることになった田んぼの際の用水です。

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