2011年4月15日

苗代のシステムについて


4月10日~11日、苗代の草刈とアゼ塗りをしました。冷たい水が三つのプールを経て温い水になります。誰でも思いつきそうですが、そもそも水が豊富にあるところに田んぼを作ってくれていたご先祖様に感謝であります。
四本の短冊が並んでいて、苗箱が並ぶのを待っています。太陽さえ出れば、日中はどんどん水温が上昇します。システムなどと呼ぶことじたい問題ありですが、そう呼んでも足りないくらい完璧な感じがする。
こんなにも完璧だと思ったのは、元をただせば、原発事故のことが頭から離れないからなんだ。放射能が漏れているということだけで十分驚きなんだ。漏れでた量の大小なんかどうでもいいんだ。風評かもしれないが、とにかく何をやっても放射能のことが頭を離れないんだ。目に見えないくせに何かが頭から離れないんだ。せっかくこんなにいいものがすぐそばにあるのに。
 放射能が体を蝕む前にすでに、意識がやられちまいそうつけたんだ。誰がはじめやがったんだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿