2011年4月23日

東日本大震災以後

おれがしゃべってるのではない

おれがかいているのでもない

放射能はなにがこわいのかがわからないからこわい

色も形も匂いもないのにあるなんて信じられるか

センサーの表示の数字の大小だけをしゃべったりかいたりしているが

何が問題なのか、誰がわるいのか、いったい、今何が起こっているのか

誰もわからなくて

想像というか物語だけが先走りして

非常に現実感が無いのにもかかわらず

確かに眼前にある恐怖というか絶望というか

考えるとちっともわからない

ものとともに一ヶ月以上

やっぱりガイガーカウンターの数値の大小ではなくて

ほんのわずかでも漏れてしまったことが大事件なのだ

否、普通に原子力発電にて核分裂を人為的になしているという行為が

すでに尋常ではない異常事態なんだ

発電所の事故というけれど

通常運転がすでに事故と同じなんだ

何十もの冷却システムがあろうともだ

感情的でなにがわるいのか

安全を妄信している連中よりは合理的で科学的なんだ

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