あまりにもスカスカな文字のやまにいやけがさしそうになると
そのまわりのすてきですばらしい広告のやまに癒される
密室でひとりキーボードを鳴らしている男が
ほんとうは孤独からは遠いのだと知らせてくれる
しかもその広告はスカスカな文字のやまを頼りにやってきたのだ
私情をはさまない、いわばエコノミカルな行為は
たとえ機械的に誘導されたとしても好感が持てる
そのすてきな広告のやまは一人の孤独な男を
もしかしたら孤独からは遠いのかもしれないと知らせてくれる
今日はどんな広告がやってくるのだろうか
機械の中の幽霊はどんな顔をしてやってくるのだろうか
機械の中の幽霊 (ちくま学芸文庫)/アーサー ケストラー
¥1,529 (文庫で出てるとは思いませんでした)
Amazon.co.jp
幽霊よりも、スカスカな詩の方が怖くて
内容も忘れちまった本のリンクを張っちまった(中原中也風に)
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