作っては壊し、作っては壊し、を田んぼはくりかえす。毎年、土を起こして、あぜを塗り、お米が育ち、刈り取られて、冬の積雪におおわれて、又春が来て同じことをくりかえす。
yoromiでは育苗器にて芽だしされた苗を田んぼに水を張って育てます。苗床のある田んぼの中にあぜをつくって、880枚の苗箱を並べます。その区画を以前は全て壊して一から作り直していたのですが、このままにして次の年からあぜを塗るだけでいいのではないかということになりました。今年は雪どけが遅く、苗床のある田んぼまでほんの一週間前まで車で行けませんでした。が、なんとか雪も溶けました。ソウルくんが来てくれて、村田住職と西川の三人で今日は草刈をしました。あぜと床を丁寧にやりました。
スコップと一輪車だけの仕事にて、目の前のそれらをあえて見なければ、弥生時代と何の違いもないことに気づきます。少なくとも、この田んぼ(苗田とわれらはよんでいます)の第一回目の耕作と風景はほとんど変わっていないのではないだろうか。原始的と現代的という区分けすら、まだなかったであろう時代の話であります。
 |
昨秋の枯れ草がボウボウ。 |
 |
草刈りをして。 |
 |
外に出し、 |
 |
外に出し。 |
 |
外に出し。左 ソウル 右 村田住職。 |
 |
外に出し。 やはり左 ソウル 右 村田住職。 |
0 件のコメント:
コメントを投稿