太郎はまだ気がつかずにのんびりと白菜を掘っていた。
鶏小屋を横目に見ながら夕闇を背に家路を急ぐ太郎であった。
自家水道が止まってしまったのだった。太郎は隣人たちと原因を探り、すぐに原因を見つける。
水は出た。太郎はふたたび、なんとかなると思った。
太郎はふたたび白菜を掘っている。かんたんには出てこない。どうにもならないことがあるのかもしれないと思ったが、白菜は出てきた。どうにかなるものだと太郎は思った。しかし出てきた白菜はとても小さくて玉になっていなかった。太郎はこんなにがんばったのに損をしたと思った。
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